有馬 真輝
2020.04.07

有馬 真輝

研究生活について

有馬 真輝

香川県

2019年3月卒業

建築学科は意匠・環境・構造分野から成り立っており、1年生から3年生まではこの3分野について幅広く学んでいきます。4年生から自分が興味を持った分野の研究室を選択し研究生活が始まります。
私は2年から3年次にある「建築設計Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ」の授業を通して自らが設計した建物構造がどのようになるのか、さらには構造的に安定する建築形態とはどのようなものなのか、学んでみたいと思い、4年次の研究室選択では構造系に進むことを決めました。
研究ではコンピュータの利用を通して形態の創生を行うため、基礎的な解析プログラムや最適化アルゴリズムプログラムを作成することから勉強が始まりました。これまで学んできたことより専門的な内容となり、理解は大変ですが研究室には先輩方も多く在籍しており、わからないことは先輩方が親身になって教えてくれるので心強いです。
研究生活として3年次までとは違う点では、コアタイムという研究室に在室する時間帯があることです。研究の時間が決められ、研究とアルバイトや趣味などを両立できるようになったと思います。他にも研究室で定期的にイベントがあるので、研究の励みになります。研究生活は始まったばかりで、私は大学院進学も決定しているのでまだ先は長いですがまずは卒業研究で成果が出せるように精一杯頑張りたいと思います。
また、鹿児島大学建築学科は学科棟が与えられており、他学科がおらず建築の先生や先輩が近くにいるので、質問があれば分野を問わず聞くにいくことができます。そういった面でも学習の環境は整っていると思います。私もそうでしたが、ものづくりが好きだったり、建物や街並みをみることが好きだったり、建築に興味ある人はぜひ建築学科を目指してみてください。きっとやりたいことが見つかると思います。

有馬 真輝