わくわくする空間はどう生まれる?
在学生に聞いてみた

在学生に
聞いてみた

  • 理工学研究科/工学専攻/建築学プログラム
  • 研究室:意匠設計/柴田研究室
  • 研究テーマ:「VRを用いた虫瞰視点における空間作成ツールの開発」
Q1:鹿児島大学に入学した理由・建築学科を選んだ理由を教えてください。
高校生の時にオープンキャンパスに参加して建築学科の活動に魅力を感じたため、入学しました。幼い頃から工作や絵を描くことが好きで、建築に興味があったため、建築学科を選びました。
Q2:研究室の専門分野の特徴を教えてください。
かっこいい形態の建築やわくわくするような空間がどの様に生まれるのか、建築、インテリア、家具などの分野におけるデザインについて研究します。また、実践的にデザインを行うことで、様々な与条件を満たしつつ豊かで魅力的なものを考え、それを形にする技術を身につけます。
Q3:研究テーマを教えてください。
VRを用いて、空間を実体験しながら、壁や天井を動かして空間を作成するツールの開発を行っています。
Q4:大学で学んだことで印象的な授業やエピソードを教えてください。
建築設計の授業を通して、同級生と共同で設計を行ったり、先生方に設計を教わったりしていくうちに、自分自身の設計の考え方が良い方向に変化しました。また、設計の授業の最後に行われる講評会で他の学生の作品を見たり、作品に対する先生方の意見を聞いたりして、自分に足りないものが何なのかを知ることができました。
Q5:鹿大建築学科に入って良かったと思うこと、また、魅力を教えてください。
大学の授業以外で、デザインやモノづくり、それに関連する職業などについて学ぶ機会がたくさんあることです。海外の学生とデザインを行うワークショップや、実践的にものづくりの流れを体験する建築展、建築に関連する業界で働く方による講演会など、さまざまなイベントが開催されます。
Q6:鹿大建築学科に入って大変だったこと、苦労したことを教えてください。
設計の授業や研究室のプロジェクトなどで、課題提出前のスケジュール管理が上手くいかず、時間が十分ない中で成果物を仕上げたことです。 課題の数をこなすことで、スケジュール管理の力が身に付いたと思います。
Q7:学内外で取り組んでいること (サークル、インターンシップ、ボランティア、社会活動など)について教えてください。
鹿児島大学建築展という活動に、実行委員として参加しました。 建築展は、学生が主体となってイベントの企画、宣伝、制作、実施まで行う活動です。 私が参加した第63回建築展では、木材を使ったフォリー型の展示空間を制作し、会場を借りてイベントを開催しました。考えたデザインを実際に形にすることができる機会はなかなかないため、挑戦してよかったです。
Q8:鹿児島での学生生活について、ふだんの過ごし方や大学の周辺環境、 鹿児島の地域性などについて教えてください。
授業がない時間は、研究室で研究やプロジェクトの活動を行っています。郡元キャンパスには、学習交流プラザや中央図書館など、研究室以外にも自由に学生が出入りできて勉強できるスペースがあります。大学周辺は飲食店や店舗が多く、生活するには便利な環境だと思います。バスや市電、JRなど交通の利便性も高いです。また、平地なので自転車での移動もしやすいです。
Q9:これから学びたいこと、将来の夢を教えてください。
将来は、商業空間のデザインに携わりたいです。人々に豊かな空間体験を提供するデザイナーになりたいです。
Q10:これから鹿大建築学科を目指す高校生たちへ メッセージやアドバイスをお願いします。
大学では、人やものとの出会いのチャンスがたくさんあります。やってみたいことや少しでも興味を持ったことには積極的に挑戦してみると、大学生活がより豊かなものになると思います。